日本酒や清酒のラベル表示は、その容器の容量によってフォントの大きさが定められています。清酒については360ml以下のもので求められる文字の大きさが14ポイントとなっており、3.6Lを超える大きな容量になると42ポイントになります。また、日本酒では360mlの10.5ポイントから3.6L超の26ポイントまでとそれぞれ必要となるフォントサイズが定められています。さらに、フォントは楷書、もしくはゴシック体とされておりますので注意が必要です。
清酒はその製造方法や原材料によって区分がされており、米・米こうじ・醸造アルコールを原材料とするもののうち精米歩合が60%以下のものを吟醸酒、50%以下のものを大吟醸といいます。さらに70%以下のものが本醸造、60%以下もしくは特別な醸造方法のものを特別本醸造と表示できます。また、米・米こうじを原材料とするものを純米酒と表示することができますが、精米歩合が60%以下のものを純米吟醸酒、50%以下のものを純米大吟醸酒、60%以下もしくは特別な醸造方法のものを特別純米酒といいます。
日本酒・清酒における必要記載事項は、原則として8ポイントの活字以上の大きさの日本文字で表示しなければいけません。内容は原材料、製造時期、原産国名、外国産清酒を使用したものの表示となっており、そのうち原材料のうち特定名称を表示する清酒については原材料名表示の近接する場所に精米歩合を合わせて表示します。また、製造時期は元号・西暦のどちらでもかまいませんが、「年」と「月」が分かる形で表示しなければいけません。
それぞれの要件に該当する場合表示することができるものが「任意記載事項」です。具体的な例としては表示しようとする原料米の使用割合が50%を超える場合には原料米の品種名、その清酒の全部がその産地で生産された場合には清酒の産地名を記載することが可能です。他にも貯蔵年数・原酒・生酒・生貯蔵酒・生一本・樽酒・「極上」「優良」「高級」等の品質が優れている印象を与える用語、受賞の記述などはそれぞれの要件を満たす場合において表示することが可能です。
ここまで説明した記載事項と反対に、「清酒の製法、品質等が業界において「最高」、「第一」、「代表」等最上級を意味する用語」や「官公庁御用達又はこれに類似する用語」「特定名称酒以外の清酒について特定名称に類似する用語」はラベルやシール・パッケージなどに記載することを禁止されています。これらの表示に関する取り決めは消費者の商品選択に資するために儲けられていますので、充分に確認したうえでラベルづくりを行うようにしましょう。
清酒や日本酒と同様に、焼酎においてもラベルづくりで気を付けなければいけない点があります。まず文字についてですが、360ml以下の7.5ポイントから3.6Lを超えるものの26ポイントまでの幅が定められていますが、木製の容器に貯蔵された場合には360ml以下の16ポイントから3.6L超までの34ポイントと定められています。その他総面積に対する文字の割合にも留意する必要がありますので、事前に必ず確認しておくようにしましょう。
「芋焼酎」や「米焼酎」など、特定の原材料を使用していることを強調する表示をする場合、その原料が使用原料の50%を超えている必要があります。しかし国税庁長官が指定する物品の原料を強調する表示の場合、その使用比率を標記することで冠表示が可能です。
(対象となる物品)あしたば・あずき・あまちゃづる・アロエ・ウーロン茶・梅の種・えのきたけ・おたねにんじん・かぼちゃ・牛乳・ぎんなん・くず粉・くまざさ・くり・グリーンピース・こならの実・ごま・こんぶ・サフラン・サボテン・しいたけ・しそ・大根・脱脂粉乳・たまねぎ・つのまた・つるつる・とちのきの実・トマト・なつめやしの実・にんじん・ねぎ・のり・ピーマン・ひしの実・ひまわりの種・ふきのとう・べにばな・ホエイパウダー・ほていあおい・またたび・抹茶・まてばしいの実・ゆりね・よもぎ・落花生・緑茶・れんこん・わかめ
焼酎における必要記載事項は「アルコール度数」「原材料名」となっており、いずれも原則8ポイント以上のフォントで表記しなければいけません。また、アルコール度数についてはアラビア数字で、原材料については使用割合が大きいものから漏れることなく記載しなければいけません。
製造者や製造場の住所についての記載は、原則8ポイント以上のフォントが必要となります。また記載する際には「楷書体」もしくは「ゴシック体」で明瞭に記載をする必要があります。
焼酎の地理的表示のうち、以下のものについては「当該産地以外の地域を産地とする単式蒸留しょうちゅう」「当該産地について定められた基準で製造された単式蒸留しょうちゅう以外」は使用することができません。
ここまで説明したもののほか、蒸留後に水や混和物・添加物などを一切加えずアルコール分が36度以上である場合の「原酒」や3年間以上貯蔵したものがブレンド後総量の50%以上を占める場合の「長期貯蔵」といった表示もラベルに記載することができます。
画像では酒瓶に貼り付けていますが、ジュースにも対応可能です。
金箔を使用することで豪華に仕上げていますので、上質感や高級感を特徴としたお酒にピッタリ。
目安制作期間は1週間、4色カラーと金箔を組み合わせることで独特の個性を演出しています。
本格麦焼酎や上質感を売りにした日本酒向けのボトルです。
金箔の上に薄い和紙をかさねた金がすみを使用することで、上質感を際立たせることに成功しました。
サンプルの画像では文字、シルエットを黒単色とすることで、シンプルな中にも力強さ・奥深さを表現しています。ちなみにお酒だけではなく、高級ハムやソーセージにも対応可能です。

美しいワインの色を引き立てるために透明のシールにホワイトを印刷しています。
ワインのキャラクターに合致しつつ、キャラクターを印象付けています。
銀ツヤ色のPET素材に白インキ+特色1色で印刷しています。
半透明の印刷インキなので、銀ツヤフィルムに印刷することでメタリック感を演出。ワインのキャラクターにマッチしたラベルとなっていることが分かります。

自社名入りのビールラベルは、結露や水濡れへの対策のため、さらには質感を出すためにマットPPにて加工を行っています。強粘着糊を使用して商品に貼り付けます。

和紙を使用した焼酎ラベルです。鮮やかなデザインである一方で、どこか落ち着いた印象。
まさに「大人なお酒」の印象を与えることに一役買っているシールです。

シルバーメタリックの原紙に、白とメタリック感を出したい色を使用。
あえて箔押しを使用せず、メタリックの演出ができています。
貼られる商材によって、求められるラベルの表現方法は大きく異なります。お酒の商品ラベルの場合は、大人の方が嗜むものとして、高級感や渋さが求められることが多いようです。
その表現には、「箔押し」という加工方法や、「和紙」という素材の使用がポイント。
そのようなこだわったデザインを採用することで、売り場に並んだ時の存在感を示し、いわゆる"ジャケ買い"を促すこともできるのです。
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